
バトラー氏と技術員チーム。昼夜問わず議論と実践を繰り返したバトラー氏と技術員チーム。得たものは大きい。
当社では、日本全国から日々多くのハードディスクをお預かりしておりますが、お預かりする媒体も、ハードディスクを媒体とするデスクトップから、大型RAIDサーバーなど多数の種類に渡ります。
そんな中、今年からご依頼数が多くなってきた機種があります。
それは、【NASサーバー】。
例えば、Buffalo社のTeraStation(テラステーション)や、LinkStation(リンクステーション)などのLAN接続でつながれている機器がそれにあたります。
法人様が社員様同士のデータを格納する場所として、中心的に利用されていた機器です。
今年入ってからご依頼数が多くなってきた、このNASサーバーに関してのデータ復旧の技術力を高め、データ復旧率を高めるために、海外から強力な技術者をお呼びする事になりました。
今回お呼びしたのは、NASサーバーやTeraStationやLinkStationに入っているOSであるLinux(リナックス)のデータ復旧に関して技術力の強い、アンドリュー・バトラー氏。イングランドでデータ復旧会社を経営されている技術者です。
バトラー氏は本国では、国内外の企業をクライアントに持つコンサルタントとして、データの窃盗、株式管理システムの悪用、詐欺行為の調査、重要な商情報の復旧を手掛けている。
普通の外付けのハードディスクなどはWindowsならWindows、MacならMacに併せて環境を作ってしまうが、NASサーバーは、相見えるWinと Macを共存させる事が可能であり、中のOSもLinuxと特殊なものが多いため、Linuxなどの専門の知識がないとデータを復旧する事ができません。
今回お呼びしたバトラー氏は、NAS、サーバー機に対してのデータ復旧を得意分野とされている復旧技術者のため、世界中を飛び回っていた当社員が、このたびお呼びし、当社の「NASサーバーのアドバイザー」として就任することになりました。

アンドリュー・バトラー
abcデータ・リカバリー・リミテッド代表
<所在地>
バーケンデール・ハウス、バーケンデール、シェフィールドS6 3NJ イングランド
ベスポーク・マルチモニターコンピューターを使用した独自のシステムを立ち上げる。同時に、従属制御装置を使用したデータ復旧を多数手掛ける。
クライアントである会社の社員が退社する際、データの窃盗や破損の疑いがある場合にファイルの修正・復旧を行う。(データフォレンジック)徹底した分析力が認められ、この分野で多くの依頼を受ける様になる。
その中で、NASサーバーの復旧を数多く手がけるようになる。
現在はオンライン/ネットワーク上における削除・欠陥ファイルの復旧のみならず、欠陥ハードドライブとRAIDセットからのファイル復旧も手がける。
現在abcデータリミテッド社は、日本・ロシア・EU諸国とのコラボレーションを図りながら業務を拡張中。
>培った技術を生かしてスピード復旧。お問い合わせからデータが手元に戻るまで

バトラー氏が来日し、まずはサーバー復旧チームとの対面。海外からの技術者の来日に慣れている技術員は、挨拶時も終始にこやか。

お客様に機器の状態を伝えるのは、お客様対応チームのメンバーのため、詳しい内容を説明するために、バトラー氏が直接お客様担当に内容を解説した上で、お客様に内容を伝えるようにした。

クリーンルーム内での直接指導も気合いが入る。お客様の機器を直接復旧する前に、サンプル機器を使用して、物理的な復旧の流れを再現。「Stop it!!」という言葉に、復旧技術員の身も引き締まる。

お客様の機器を探すバトラー氏。「NASサーバーは、見た目だけで考えると、WindowsやMacの普通のパソコンや外付けのハードディスクと同じですが、中身は全く違います。厄介な子供みたいなものです」とバトラー氏は笑う。

バトラー氏は、ハードディスクを専用設備の1つにつなげて、ハードディスクの読み込み時の動作をタイムで図る。
タイムを図ることで、「ハードディスクの動作状況」を確認し、復旧作業の工程を検討する元とする。

NASサーバーを構築していたハードディスクを筐体から取り出して、タイムを計った後、直接本体に聴診器をあてて、音で聴診します。この時に、ディスクに傷がついていると特異な音がする。

バトラー氏の実地研修を受けた後、サーバーチームのメンバーより技術研修についての報告会が開かれた。NASサーバーで使用されるLinuxは、複数のOSの種類があるために、OS毎の発表となった。発表されたのは、FreeBSDベースのOSや組み込み系の特殊なLinux。複雑なOS構造に、バトラー氏も何度も相づちを打ちながらの報告会となった。

基板をみつめて、一人で考え中。
お客様の基板に、欠損部を発見したバトラー氏。特別室にこもり基板の欠損を確認した後、当社内にある部品倉庫よりお客様のハードディスクに合致するドナーとなるハードディスクを探しだし、早速基板修理を行っていた。その後ろ姿は真剣。

バトラー氏と当社事業部責任者が固い握手。今後も定期的な技術交換を行うことを約束。
バトラー氏は今回の来日の最後の日に当社技術者へこんな言葉を残していった。「私が技術者のみなさんに伝えたい事は、”道はひとつではない”という事。
Linuxは非常に複雑ですが、突き詰めていけば、必ず新しい道が開ける可能性があるので、行き詰まったら私を思い出してほしい。必ず結果を出す方法はあるはずです。諦めない強さを持って下さい。」。
「バックアップ用の外付けハードディスクのデータがよみがえった!」
http://www010.upp.so-net.ne.jp/FMIC/
障害機器メーカー名:Buffalo DUB-120G(Western Digital)ご依頼日:2008年8月7日

●障害状況
外付けハードディスクの電源を入れると『フォーマットしますか?』と出てきます。アイコンは?マークになっています。常に起動させっぱなしで利用していて、再起動したらこの状態になりました。電源の入り切りを5回程しました。
●お客様からのコメント
パソコン4台共有のバックアップ用ハードディスクとして利用していた為、CAD(60G)、Excel数百ファイルの大量なデータが保存されていました。その他にデジカメの画像データなどもあったのですが、必要なデータは全て取り出していただきました。仕事で使っているデータなので、特にセキュリティ面を徹底している御社に決めたのですが、復旧をお願いしてからデータ納品までのスピードも早かったので業務に支障が出なくて助かりました。
福井機械工業株式会社様のような状態でもご安心下さい。
直るか直らないか、どれくらいの金額が掛かるかまずはお電話を。






























