この記事では、バッファロー社が製造・販売しているNAS(ネットワークHDD)のうち、LinkStation (リンクステーション) 、TeraStation (テラステーション) にアクセスできなくなってしまう原因や対処法、データ復旧方法などをご紹介します。
「共有フォルダにアクセスができない」「データの書き込みやデータの読み込みができない」など、突然NASに障害が発生した時に適切な対処を行うため、まずは故障原因や注意点を認識しておきましょう。
デジタルデータリカバリーでは、専門知識を持つプロフェッショナルが、業界最高水準のデータ復旧技術と設備をもってデータを復旧いたします。
また機器別の専門エンジニアによる、無料の初期診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。まずは簡易的な診断と今後の対応方法を無料でご案内いたします。
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目次
突然訪れるNASの故障
ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスは、ネットワーク上でデータを保存・共有できるため、多くの企業や家庭で欠かせない存在となっています。
しかし、NASはハードウェアやソフトウェアのトラブル、ないしネットワーク上の不具合など、さまざまな理由で突然故障、ないしデータが消失する可能性があります。
不測の事態を切りぬけるには?
そのため、重要なデータを定期的にバックアップし、ファームウェアやOSを常に最新の状態に保つことが重要です。しかし、「不完全なバックアップしかない」「自力で対応しても解決しなかった」ということも珍しくありません。
また、RAID崩壊を起こしたNASは、復元ソフトでの対応が難しく、自力でデータ復元することは困難です。もし自力で対応しようと記憶装置を取り外し、パソコンに直接接続すると、ファイルシステムが崩れてしまい、さらに状態が悪化する恐れがあります。
このような場合、自力で対応すると状態が悪化し、データが消失、ないしNASの機器自体が完全に故障してしまう恐れがあるため、データの要不要に応じ、適切な専門業者まで対応を依頼することをおすすめします。
確実かつ安全にデータ復旧を行いたい場合、NAS/RAIDの対応実績が豊富なデータ復旧の専門業者まで対応を依頼するようにしましょう。
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LinkStation/TeraStationにアクセスできない原因と症状
LinkStation/TeraStation(以下、NASデバイスと表記)にアクセスできない原因と症状は次のとおりです。
ネットワーク接続のトラブル
NASデバイスのネットワーク接続に問題がある場合、エラーやデータ損失を引き起こす恐れがあります。主な原因は次のとおりです。
- NASデバイスの設定が正しくない:不正確なIPアドレス、ルーティング、DNS設定
- ネットワークの輻輳(過負荷):ネットワーク上のトラフィックが多すぎる場合、NAS デバイスはデータに適切にアクセスまたは転送できないことがあり、エラーやデータ損失につながることがあります。
- ネットワークの停止:ネットワーク接続が失われた場合、NAS デバイスはデータへのアクセスや転送ができなくなり、エラーやデータ損失が発生する可能性があります。
- マルウェア感染:NASがマルウェアに感染したり、ハッキングされた場合、データへのアクセスや転送が正常に行われず、エラーやデータ喪失につながる可能性があります。
- ハードウェアの故障:NAS のハードウェア(筐体・記憶装置)が故障した場合、データへのアクセスや転送が正常に行えず、エラーやデータ損失が発生する可能性があります。
この場合、次のようなエラーが表示されることがあります。
- 「接続がタイムアウトしました(接続エラー)」
- 「デバイスが見つかりません(接続エラー)」
- 「ファイルが見つかりません(データ転送エラー)」
- 「データ転送に失敗しました(データ転送エラー)」
- 「IPアドレスの競合が検出されました(ネットワーク構成エラー)」
- 「ネットワークに到達できません(ネットワーク構成エラー)」
- 「読み取り/書き込みエラー(ファイルシステムエラー)」
- 「ファイルシステムが見つかりません(ファイルシステムエラー)」
これらのエラーは、ハードウェア障害、ソフトウェアの問題、ネットワークの問題など、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があります。
ネットワーク設定を見直し、改善を図っても問題が解決されない場合、深刻な障害が起きている可能性がありますので、自力での操作は控えてデータ復旧の専門業者まで対応を依頼するようにしましょう。
NASデバイスの権限設定・資格情報が正しくない
NASデバイスの認証設定と資格情報が正しくないと「ファイルが見つかりません」「データ転送に失敗しました」などのエラーメッセージが表示される可能性があります。
たとえば、次のケースが代表的です。
- 誤ったログイン資格情報を使用:ユーザー名またはパスワードが無効であることを示すエラーメッセージが表示される場合があります。
- サーバー管理人からアクセスが承認されていない:正しいログイン資格情報を持っていても、共有ファイルまたはフォルダにアクセスできない場合があります。
これらのエラーを解決するには、「ユーザーアカウントと権限の設定を見直す」、「NASの認証設定・資格情報を正しく構成する」のが重要です。ついでに、SSHやSFTPなどのセキュリティプロトコルの設定を施したうえで、NASがネットワークで動作するよう適切に構成されていることを確認することをおすすめします。
ファームウェアの問題
ファームウェアは、NASデバイスの基本的な機能を制御するソフトウェアです。
もしファームウェアに問題があると、「NASデバイスにアクセスできない」「システムクラッシュ」「データ破損」などが生じる可能性があります。また、場合によっては、NASデバイスが完全に応答しなくなったり、他のデバイスに認識されないことがあります。
このケースでは、最新版のファームウェアにアップデートすることで、解消する場合がありますが、データの損失や破損のリスクを最小限に抑えるためにも、自力で対応できないときは、データの要不要に応じて専門業者まで対応を依頼することをおすすめします。
内蔵ドライブ(HDD/SSD)の障害
NASデバイスを構成するストレージ(HDD/SSD)が破損していると、NASは正常に動作しません。これを「データ障害」といいます。
これはNASの故障における最も一般的な原因のひとつです。原因としては、ストレージの物理的な磨耗、ないし熱・振動・湿気による経年劣化が挙げられます。これにより、データの破損・消失、またはNASデバイスの完全な故障につながる可能性があります。
万が一、複数のストレージが破損している場合、データの冗長性(安全性)が確保できず、データが消失する恐れがあります。このような場合だと、障害原因を社内のシステム担当者が正確に切り分けることは難しいため、早急にデータ復旧の専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
データ障害は、大きく分けて次の2つです。
- 論理障害(システム障害/リビルド失敗)
- 物理障害(経年劣化など)
論理障害(システム障害/リビルド失敗)
論理障害は、NASデバイス内部のデータに生じた障害です。主な原因は次のとおりです。
- 誤操作による削除・フォーマット
- データ書き込み中の停電・強制終了
- リビルド失敗によるRAID崩壊
特に気を付けたいのがリビルド失敗によるRAID崩壊です。リビルドとは、NAS上でストレージを交換し、システム構成を再構築する作業のことです。しかし、リビルドにはリスクがあり、データ領域で不整合が起こると、新たな障害を誘発する危険があります。
これに限らず、論理障害が発生したNASをそのまま利用・通電すると、データが上書きされる恐れがありますので、内部のデータが必要な場合は、自力での対応は控えましょう。
なお、論理障害はストレージのフォーマットにより、改善されることもありますが、データは消えてしまうので、ご注意ください。
リビルドによるシステム破損
RAIDレベルをRAID5で組んだ場合、1本でもストレージを入れ替えると自動的にリビルドがかかるようになっています。
RAIDを構成するストレージは製造時期が近いことが多く、1本が壊れるのと同じタイミングで他のストレージも壊れる可能性が高いです。また意図せずリビルドがかかると、別のストレージも故障し、さらに障害を深刻化させてしまうケースもあります。
物理障害(経年劣化など)
HDDから「カチカチ」「カタカタ」という異音が聞こえる(もしくは焦げた臭いがする)場合、物理障害が発生していると考えられます。
このような状態で使用を続けると、データの記録面に傷がつき、データが完全に読み込めなくなる恐れがあります。ちなみにSSDの場合、異音・異臭はせず、ある日いきなり認識しなくなります
1本程度のストレージが破損している場合、新しいものに差し替え、リビルドにより対処できることもあります。しかし「同時に複数のストレージが破損」または「2本以上のストレージがエラーを起こしている」場合、NASデバイスの破損を進行させる恐れがあります。
物理障害が起きたNASからデータ復旧を個人で行うことは、事実上不可能です。ただちに使用を中止してください。
データ復旧を希望する際は、当社のアドバイザーによる無料電話診断をご活用することをおすすめします。
物理障害が発生したストレージを自力で修復するのは困難
物理障害を起こしたストレージ(HDD/SSD)からデータ復旧を行うには、精密機器を安全に復旧する高度な専門設備、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた、高度な解析技術が必要不可欠となります。
とくにHDDはナノ単位で動作する超精密機器のため、修復にあたっては、クリーンルームなどの専門設備でHDDを開封し、経験を積んだエンジニアが作業する必要となります。また復旧実績が豊富にあるデータ復旧業者であれば、復旧ノウハウや知見が豊富で、高精度でのデータ復旧が可能となります。
物理障害が発生したストレージ(HDD/SSD)で「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスで無料の初期診断を受けてみることをおすすめします。無料初期診断では、専門家がハードウェアやソフトウェアの問題を診断することで、最適な解決策を提案することが可能です。
デジタルデータリカバリーでは、365日年中無休・最短即日復旧可能で、電話相談およびトップエンジニアによる初期診断も無料で行っております。まずはご相談ください。
LinkStation/TeraStationにアクセス・接続できない場合にまず試すべきこと
故障状況やネットワーク状況を確認する
まずLinkStation/TeraStationに何が起きているのか故障状況を確認するのが先決です。
NASデバイスの障害状況を確認する手順を次に示します。
- マニュアルに従い、デバイス搭載のLEDランプで現在の状態を確認する。
- NASデバイスのエラーログ、イベント履歴を確認する。(デバイスによって異なる場合がありますが、通常は[システム]または[ステータス]メニューで確認できます)。
- ネットワーク接続を確認(NASデバイスと端末の両方が同じネットワークに接続されており、相互に通信できることを確認)
上記を確認した上で明確なエラーが起きており、問題を解決できない場合は、起動を優先する際は、製造元に問い合わせてサポートを受ける必要があります。
ただし、データが失われるリスクがあるため、確実にデータを取り戻す場合は、データ復旧専門業者まで対応を依頼しましょう。
接続台数を確認する
ほとんどのNASデバイスでは、サポートできる同時接続の数が限られており、この制限を超えると、パフォーマンスの低下、アクセス過多、通信切断が発生する可能性があります。
接続されているデバイスの数を確認するには、NASデバイスのWebインターフェイスにアクセスし、[システム]または[ステータス]セクションに移動します。
接続台数が上限を超える場合は、一部のデバイスを切断するか、同時接続数の多いNASデバイスにアップグレードする必要があります。
LinkStation/TeraStationにアクセスできない際の注意点
LinkStation/TeraStationにアクセスできなくなった際、データを取り出すうえでの注意点を3点紹介します。
- 単体接続しない
- 電源のON/OFFを繰り返さない
- リビルド(再構築)しない
単体接続しない
LinkStationやTeraStationは、WindowsやMacとは異なり、Linuxという特殊なOSで動作しています。そのため、筐体からHDD/SSDを取り出し、そのままパソコンに接続しても、データを認識することは出来ません。
むしろ、パソコンに接続することでHDD/SSDの状態が悪化する可能性があるほか、フォーマット要求に従うとデータが消失してしまうこともあります。
電源のON/OFFを繰り返さない
障害を自分で直そうとして、無闇に電源のON/OFFを繰り返すと、LinkStationやTeraStationに内蔵されているストレージに大きな負荷がかかります。もし障害がストレージに発生していると、故障の症状を悪化させたり、別の障害を併発する可能性が高まります。
軽度の障害がより悪化するのを防ぐためにも、NASデバイスの電源が入らない・起動しない際は、電源のON/OFFを繰り返すのは控えましょう。
リビルド(再構築)しない
安易にLinkStationやTeraStationの再構築(リビルド)を行うと、失敗してしまう危険性があります。NASデバイスを構成している複数台のストレージは、同時期に購入・生産されていることが多く、1台に障害が発生すると他のディスクもほぼ同時期に障害発生するケースが多くあるためです。
症状別対処法① LinkStation/TeraStationが起動しない
LinkStation/TeraStationが起動しない場合、電源ケーブルやコンセントに問題があるか、電源ユニットなどNASデバイスが破損していている可能性があります。
電源が入らない場合、まず機器周辺の電源周りを確認しましょう。電源ケーブルや周辺機器が正しく接続されておらず、電力供給が行われていない可能性があります。
この場合、次のような対処法があります。
- 電源の再接続:NASに電源を切って再接続することで問題を解決する可能性があります。
- リセット:ソフトウェアに関連している問題は、NASデバイスを工場出荷時の状態にリセットすることで解決する可能性があります。
症状別対処法② NASや共有フォルダにアクセスできない
NASデバイスや共有フォルダにアクセスできない場合、次の手順に従って問題を解決できます。
- ネットワーク接続の確認:NASが正しく接続されているか確認してください。また、LAN ケーブルが正しく接続されているか確認してください。
- ファームウェアのアップグレード:NASが古いファームウェアを使用している場合、最新のファームウェアにアップグレードすることが問題を解決する可能性があります。
- 共有フォルダの権限を確認:共有フォルダにアクセスするための適切な権限があることを確認します。フォルダがパスワードで保護されている場合は、正しいログイン資格情報を持っていることを確認してください。
- ネットワーク構成の確認:ネットワーク設定が正しいこと、およびNASデバイスへのアクセスに正しいネットワークプロトコルが割り当てられていることを確認します。
- デバイスとルーターを再起動:上記で問題が解決しない場合は、NASデバイスとルーターの両方を再起動して、問題が解決するかどうかを確認してください。
- 競合するプロセスを確認する:NASデバイスで同時に複数のプロセスが実行されている場合、パフォーマンスの問題やエラーが発生する可能性があります。不要なプロセスやサービスを停止して、問題が解決するかどうかを確認してください。
これらの手順で問題を解決できない場合、ハードウェアトラブルによって起動しない可能性があります。この場合、むやみに操作すると状態が悪化する恐れがあるため、データの要不要にあわせて適切な専門業者に対応を依頼するようにしましょう。
症状別対処法③ エラーメッセージが液晶パネルに表示されている
LinkStation/TeraStationでは、「ファームウェア異常」「HDDの異常」「RAIDコントローラーの不具合」などのエラーが発生時、液晶パネルにエラーコードが表示されます。
具体的なエラーメッセージは下記のとおりです。
エラーメッセージ | 状態 |
---|---|
E00 SYSTEM Error |
基板破損の可能性が高い |
E01,E02,E03 DRAM LINES/RTC Chip |
内部システムを構築しているICチップが正しくない状態。 |
E04 SYSTEM Error |
ファームウェアの破損 |
E05 WDT |
ハングアップにより停止状態 |
E06 TFTP MODE |
物理的にファームウェアが破損している可能性が高い |
E07 HD ALL |
HDD/SSDエラー |
E11 SYSTEM Error |
ファンが異常な回転をしている状態。 |
E12,I10 SYSTEM Error/SYSTEM |
加熱状態 |
E13/E14 RAID Error |
RAIDアレイに異常がある状態 |
E15,I11 HDx Error |
HDDの経年劣化によって発生した不良セクタが問題を引き起こしている状態。 |
E16, E22, E23 HDx Error |
HDDが正常に接続されていない状態。 |
E17,E18,E19,E20,E21 Chip Error |
テラステーション内部の基盤が故障している状態。 |
EM(エマージェンシーモード) | ファームウェア異常 |
上記、エラーに従って適切な対応を取りましょう。ただし、自力で問題が解決しなかった、HDDに致命的なエラーがあった場合は、専門業者への相談を検討してください。
症状別対処法④ ランプが赤色に点滅(点灯)している
LinkStation/TeraStationでは、エラーが発生すると、外装の電源ランプが赤色に点滅・点灯します。とくにストレージ(HDD/SSD)が故障している場合、HDD/SSD自体のステータス・ランプが赤色、または橙色に点滅します。
どのようなエラーが発生しているかは、以下の表に従って特定しましょう。外装のランプの点滅の仕方から割り出すことが可能です。
LinkStationのステータスランプについてはこちら
TerastationのINFOランプについてはこちら
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自力の対処法でアクセス・接続できなかった場合
データ復旧業者に相談
LinkStation/TeraStationにアクセスできず、それでもデータ復旧を行いたい場合、データ復旧業者への相談が一番安全にデータ復旧できる方法です。
個人での作業は誤操作により症状悪化、データ削除の危険があるのに対し、データ復旧業者は初期診断で故障原因を特定するので、正確なデータ復旧作業を行えます。
デジタルデータリカバリーは、お電話またはメールでお問合せいただくと、弊社のデータ復旧アドバイザーが簡易的な診断と今後の対応方法について無料でご案内いたします。
また機器別の専門のエンジニアによる無料初期診断を行っており、法人様の場合は出張診断も可能です。状態によっては、内部のデータの取り出しだけでなく、NASデバイスの使用環境ごと復旧できる場合もあるため、お気軽にご相談ください。
なお、復旧依頼前にも関わらず、初期診断・見積りの時点で費用を請求する業者もあるため、業者選定時には注意しましょう。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
当社が選ばれる理由
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この多様なご相談から新しい技術の開発を進め、NAS・サーバーの復旧(復元)ノウハウを日々蓄積し、迅速で安全な復旧を可能としています。
NAS・サーバーの復旧は、当社のトップエンジニアが対応します。培ったデータベースと熟練の技術を駆使し、メーカー・機器・RAID構成・ファイルシステム問わずどのようなNAS・サーバーでも復旧(復元)のご対応をさせていただきます。
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NAS・サーバーのデータ復旧(復元)の成功を左右するのが正しい初期診断です。初期診断では、機器の状態をエンジニアが確認し、原因を突き止めます。この時の診断が間違っていると対処法を誤り、データを正確に取り出せなくなってしまいます。
初期診断により異常箇所を特定し、ファイルシステムの解析やデータ構成の再築など論理障害や、NAS・サーバー内蔵HDD(ハードディスク)の物理的な障害を復旧していきます。
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LinkStation/TeraStationデータ復旧・復元の流れ
LinkStation/TeraStation復旧対応機種
基本的に、全てのシリーズ・型番に対応しております。
こちらに記載されていない機器でも、お問合せいただければ対応可否をお調べいたしますので、お気軽にご相談ください。
Terastation(Windows Server含む)
TS-2RZH /TS-2RZS /TS51210RH /TS6400RN /TS5410RN /TS5810DN /TS6600DN /TS5610DN /TS6400DN
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/TS3210DN /WSH5620DNS9 /WSH5420DNS9 /WS5420DNS9 /WSH5420RNS9 /WS5420RNS9
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/WS5420DNW9 /WSH5420RNW9 /WS5420RNW9 /WS5220DNW9-Y /WS5220DNW9 /WSH5411DNW6
/WS5420DNW6 /WS5420RNW6 /WS5220DNW6/
LinkStation
LS520DNB/ LS220DNB/ LS510DNB/ LS210DNB/ LS520DG/ LS510DG/ LS220DG/ LS210DG/ LS411DX/
上記以外にもすべてのメーカーに対応しております。まずはお電話にてご相談ください。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
LinkStation/TeraStation復旧でよくある質問
Q:他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?
A:復旧できる可能性がございます。弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。
他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
Q:まず直るかどうか知りたいのですが、診てもらうのにお金はかかりますか?
A:いえ、かかりません。お客様の機器を実際にチェックしてみて初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、チェックが終わるまでは一切費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ、機器の返送費用だけご負担頂いておりますのでご了承ください。
Q:営業時間を教えてください
A:営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
Q:NAS・サーバーに異常が生じてしまっているが、どのような対応をしたらいいかわかりません…
A:ご安心ください。NASやRAID機器など、複数台共有で使用するサーバー機器からもデータ復旧実績が数多くあります。「サーバーにアクセスできなくて、仕事が止まっている。どうすればいいかわからないがとにかく何とかしたい!」というお急ぎのお客様は今すぐお電話下さい。最短30分診断、即日復旧も可能です。
Q:会社で使っている機器なので情報漏えいが心配です。預ける前に機密保持誓約書を出してもらえますか?
A:はい、お出しいたします。私たちはお客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、プライバシー・機密情報の保護を最優先に考えております。