株式会社ネットワールド 様
復旧率最高値
 
95.2%
 

※2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)

 法人 /  RAID
 デジタルデータリカバリー(DDR)のサービスをご利用されたお客様の声
取締役 ICT本部長 
渡辺 崇 様

株式会社ネットワールド 様

「もし復旧できなかったら損害額は億手前まではいっていたと思います。」

今回取材に応じて頂いた株式会社ネットワールド様は、ソフトウェア開発やシステム開発をメインに、電話会議サービス、国際電話サービスなどの自社通信サービスもお客様にご提供しているIT企業です。


紛失したデータ
仮想システムのデータストア(RAID5)内に保存されている法人データ等(およそ1TB)

データ紛失の経緯
自社で構築したファイルサーバーを含む仮想システムにおいて、メインストレージシステムであるデータストア(RAID5で構築)がアクセス出来なくなり壊れてしまいました。心のどこかでストレージシステムがRAID5ということで安心しきっており、1本目のHDD故障の際、アラートが出ていたにも関わらず、ファイルサーバーを含めアクセスが可能であったことにより、誰もRAID5の状態を確認しませんでした。アラームが出て、メールも飛んでいたはずなのに見落としたのだと思います。1本だけなら何とでもなった筈が、さらに2本目も故障してしまいました。1本目の時点で気付かなかったことが全ての原因です。2本目の故障時にはシステムダウンとなるので、アクセス出来なくなって初めて壊れたことに気付きました。即アウトになったので、電源を落として、「どうしようか、、、」と肩を落としました。
株式会社ネットワールド 渡辺崇様 渡辺 崇 様(43)

データ復旧について
データ復旧サービスのことは認知しており、「復旧サービス」でネット検索した際は、特に “速さ”と“過去のRAID復旧実績”を重視しながら調べておりました。データ復旧業界は、データを失った状態にならないと普段触れることのない世界なので、分かりづらい部分がありました。いざデータトラブルに陥った場合に「どこがいいのだろう?」「どこに頼めばいいだろう?」「何がいいのだろう?」など凄く悩みました。今回は、バックアップデータもあったのですが、戻さないといけない理由がありました。仮想システムのデータストアという特殊な構成である関係で、故障箇所を1箇所直すだけでは仮想マシン自体を戻すことができないので、ちゃんとイメージデータを戻せるかどうかの判断をする上で、DDRに行き着きました。他社にも打診をしましたが、一番レスポンスが速かったのがDDRで、夜間ではありましたが問合せメールを出してすぐに電話があったので相談しました。もしあの速い対応がなければ他社に依頼していた可能性もあります。こちらも焦っていたので、早く安心感が欲しかったです。出来るだけ早い復旧を希望しておりましたが、構成上正確にデータを取り戻して欲しいという気持ちも強かったです。

特に復旧したかったデータとその中身
データの中身は、主に仮想システムをベースとした開発者用の「インシデント管理用のサービス」です。お客様にどのような不具合があるかの「バグ情報を管理」していくサービスで、その中にお客様のデータも一緒に保管していました。「お客様の過去にどんな問題があったか」を紐付けて引っ張り出すので、それがなくなるとこのお客様において過去何があったのか全く分からなくなってしまいます。また同じ問題が発生した場合、すぐ修正に入れるはずが、都度お客様に確認しないといけなくなり、レスポンスも悪くなることから会社の信頼を落とすことに繋がります。何度も尋ねると弊社の管理体制を疑われ、信頼と今後のサービスに影響してきますし、案件数だけでも大きかったので、データを取り戻せないと非常に大変な状況になっていました。

データを失った時の気持ち
「何でこうなったんだろう」という気持ちでした。
消えてしまったデータ規模が大きかったのと、私以外にも関係した人間がたくさんおり、戻せる範囲が限られてくるデータだったので、徹夜しながらでも、全部データを復元しないといけないと思っていました。もしそうなれば、そこにかかる人件費も大きく、心情的によくなかったです。

データが戻ってきた時の気持ち
心境はとにかく「良かった!」とホッとしました。データが消えた時、社長からは「起きたことは仕方ないので、クビを覚悟するのではなく、直す努力をしなさい。リカバリーする努力をしなさい。」と言われました。復旧後は、社長も喜んでいました。

もしデータ復旧ができていなければ
社長からは、「考えろ」と言われていたはずです。どれぐらいの問題があって、お客様に迷惑をかけないような行動をとるように言われていたと思います。もし復旧がダメだった場合は、社内に分散されているデータを収集しないといけなかったでしょう。物自体の費用はたいしたことないですが、半年間くらいは、この情報収集作業に追われている可能性があるので、損害の意味で考えたら相当大きなものです。もし復旧できていなかったら損害額は億手前まではいっていたと思います。そう考えれば復旧費用は安かったです。

DDRのデータ復旧サービスを利用して感じたこと
サービス面では全く問題なく、とても満足しています。HPは読みきれない程、情報量が多い印象を受けました。良かったサービスは、訪社時にオフィスに入れてもらい、説明を受けながら実際の復旧作業をしているラボを見学できて安心できた事です。透明性をもってこういう作業をしているとか、これだけの人手をかけてやっているというのが見えるのは非常に良いと思います。 今回のことがあり、改善策として重要度に合わせて、細かいバックアップシステムを構築しました。もともと仮想マシンにまとめてあったものを分散させ、「同じアクシデントが起きる前提」で考えるようになりました。RAIDもディスクもハードウェアも壊れるものなので、その時にちゃんとバックアップデータがどうなっていて、どう戻せるかをきちんと管理して、機能させることが重要だと思います。今回のデータ復旧を皮切りに、人員をきちんと配備するなど部内の情報体制を強化して、社内システム管理を改善しました。

最後に一言
RAIDはハードディスクが壊れることを前提に考えられている対策なので、ハードディスクが壊れ、データが壊れる事を覚悟しながら、それに対する対策をちゃんと考えておいた方がいいと思います。また、壊れた時にも安心して預けられる所を事前に探しておいた方がいいと思います。あとは諦めないことです。データって諦めたらゼロになってしまうので、諦めないことが肝心だと思います。「復旧してくれる場所がある」と知っていれば安心感があり、復旧することを決めたら、その行動は早い方がいいと思います。

   
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