データ復旧.com杉山 靖彦 様 | 弊社のデータ復旧サービスをご利用頂いたお客様の声 | データ復旧.com

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復旧率最高値
 
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※2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)

 個人 /  外付けHDD
 デジタルデータリカバリー(DDR)のサービスをご利用されたお客様の声

杉山 靖彦 様

税理士

高校生の時からコンピューターに興味のあった杉山様は、大学に入ってから税理士の勉強を始め資格を取得した後「今後、一生税理士をやっていくのだから、まずは違うことをやりたい」と考え、まだWindowsも全く有名ではなかった1994年、マイクロソフトに入社しました。Microsoft Officeのマーケティング責任者として3年半のキャリアを積んだ後、現在に至るまで税理士として約20年間ご活躍されています。また税理士以外でも、事業が好きなので事業を営む方の資金調達や資本提携などのコンサルタントとしてお手伝いを担うこともあるようです。そんな杉山様のプライベートで使用しているiMacのデータが不慮の事故により突然喪失してしまい、この度、デジタルデータリカバリー(DDR)にデータ復旧のご依頼がございました。

「戻るとしてもごくごく一部だろうと思っていました。」

紛失したデータ
写真 約20,000枚超

データ紛失の経緯
去年秋頃、自宅のiMacが起動しなくなってしまい、本体にOSを新しくインストールしようとした際、誤ってTime Machineが設定された外付けHDDを外さず実行してしまいました。OSをインストールしたらそのTime Machineから戻そうと思っていたのですが、間違って外付けのHDDもフォーマット(初期化)してしまい、iMac本体と外付けHDD両方初期化した状態になってしまったのです。私自身はあまりデータを入れていませんでしたが、妻が大事な写真を保存していました。
杉山 靖彦 様
杉山 靖彦 様(50)

データ復旧について
この外付けHDDは2TBほどあり、もし復旧するとなったら相当お金がかかるだろうなと考えました。かなり前に数十GBのデータを復旧するのに結構な金額がかかると言われた経験がありました。今回は、その何十倍もの容量なので、支払う金額は非現実的になり、そもそもデータが戻るかも分からないと推測しました。
しかも今回は単にHDDを初期化してしまっただけではなく、設定したTime Machineを初期化してしまっているので、データが拾えるだろうか?そもそもTime Machineが戻せるだろうか?という私にとって二重苦でした。
OSのインストールをする時に1回目に失敗し、2回目をする時には「データがなくなる可能性があるよ」ということを妻にも告げました。でも「早く復旧して!」と言われたので実行したのですが、最悪の結果に・・・。
ただの初期化でしたらWindowsで復旧するソフトがあるのも知っていたので構造は分かります。しかし、ただの初期化ではなく戻そうとして上書きもしてしまっているし、「中身どうなっているんだろ」と思いました。
業者に診てもらって、もし100万円と言われたら非現実的だと思いつつも、「それでも復旧して!」と言われるのかなーとか色々考えました。実際は妻に何か言われた訳ではなく、自分の心の葛藤でした。

特に復旧したかったデータとその中身
妻は、写真が大好きで2万枚超のくらいの画像データを保存していました。一眼レフカメラで撮った写真ではなく、全てiPhoneで撮影したもので、娘(現在23歳)の約10年間の成長記録を撮り貯めたものも全部無くなってしまいました。
他には、亡くなった母の写真などもあったようです。
私自身は、データを飛ばすことも何度か経験しているので耐性は出来ていました(笑)。
写真データ以外には、私が作ったドキュメントなども少し入っていましたが、今回復旧したかったのは妻が撮った写真だけで、担当の人には「写真だけでいいです」とお伝えしたくらいです。
事務所は二重三重にバックアップをとっているので、自宅PCもきちんと同じようにやっておけば良かったなぁと後悔しました。

データを失った時の気持ち
妻に「写真は?」と聞かれた時に「失くなってしまったよ」と伝えると、すごく泣いて怒ってしまいました・・・怒っているというかずっと黙っているという感じで相当ショックだったと思います。娘は自分のデータではないですが「お金かかってもいいから復旧してあげなよ!」と言ってきました。

データが戻ってきた時の気持ち
未だに復旧が完了して戻ってきたHDDの全てをチェックした訳ではありませんが、軽く見た感じではデータはほとんど全て戻ってきていると思います。復旧完了までにはおよそ1週間かかりました。私自身も重症なのは分かっていましたし、担当の方も「出来る限りやってみます」という感じでした。正直、あの状態から1つでも2つでも復旧出来たのは、すごいと思います。復旧出来たと妻に伝えたらとても喜んでおり、私は安堵したって感じですね。

DDRを選んだ決め手
私の中には「本当にデータが戻るのか」と「復旧費用は幾らかかるのか」の両方がありました。DDRは娘が見つけ「ここに行ってみたら?」と言われ、早速ホームページを見た時は「こんなのも戻るんだ」っていう複雑で難しいRAIDの復旧事例も書いてあり、凄いなという印象を受けました。私のケースは、Time Machineの状態を2回フォーマットして、その上に再びTime Machineの環境を作ってしまったので実際にその様な復旧事例があるのかまでは分かりませんでしたが、DDRは難易度の高い復旧をたくさんしていることはよく伝わりました。
バックアップの環境は大体暗号化されており、データ形式をそのまま保存しているわけではないので戻らないのではないか、戻るとしてもごくごく一部だろうと思っていました。
ファイルを圧縮して固めている場合は、どこか1つでも欠落したら戻らないはずです。
iMacの本体は重たいですし、本体にはOSの再インストールを何度かしているので無理だろうと判断し、まずは外付けHDDだけを持って銀座に向かいました。
iMac本体は、SSDとHDDのハイブリットのフュージョンディスクで、RAIDに近いので相当難度が高いと思います。コマンドラインで作れるんですけど何度か作り直しをして、書き込みもしているのでもう無理だろうと諦めていました。戻せるとしたら外付けHDDの方だと思いましたが、結局もう私にはどうにも出来ないので開き直っていましたし、金額も予想の1/10くらいの金額だったのでその場でお願いしました。

DDRのデータ復旧サービスを利用して感じたこと
一番良かった点は、やはりきちんとデータを元に戻していただいたことです。あと、スピードが相当早かったと思います。普通、1ヶ月~2ヶ月かかっても全くおかしくない状態だったので、特に早いなと感じました。
銀座という立地もとても安心でき、信頼もできました。
世の中には、ものすごい数のHDDがあり、基盤を揃えておくだけで大変ですし、これからますます需要が増えてくると思うので「今度SSDが飛んじゃった時にはどうするんだろ?メモリーの場合はどこまで出来るんだろ?」とか色々考えました!

復旧後の対策
まだきちんと整理はしていませんが、2つの外付けHDDにコピーしています。
妻の撮る写真は基本iPhoneなのでiCloudにあげて、念の為もう1つクラウドをやろうかと考えています。
整理はそこでやって、何かあった時に最悪iCloudかどっかには残るようにしておきます。iCloudのようなサービスって途中で変わることがあり、それをクラウド上から出してまたどこかへ移行する作業は凄く大変です。「サービスが終了するからいつまでにダウンロードして下さい」という出来事が過去1回あったのですが、そういうことがまた起きても困ってしまうので一応考えています。
事務所のデータバックアップ体制は完璧です。データもパソコンも使えなくなったら業務が止まってしまうので環境も含め二重、三重、四重くらいになっています。大体トラブルや障害って一番忙しい時に限って起こるんですよね(笑)。
今は書類も紙で保存するのではなくデータで共有フォルダに保存するので、間違って消しちゃった場合でも、じゃあ昨日の状態に戻そうということが出来る形にしています。

最後に一言
昔は非現実的だった「失った大事なデータを元に戻す」ということが、現実的に払える金額に時代が変わったなぁと思いました。あとはデータ復旧にお金をかける価値があるかどうかは自分自身の判断です。特にビジネスで使うデータは、一から作り直す時間や労力を考えると、専門会社で確実に復旧した方が安いんじゃないかなと思います。